■Index>>>■Other>>>■国鉄木造ボギー車の私鉄譲渡例一覧 |
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■まえがき |
1906年の鉄道国有法は、鉄道網の管理を国に一元化するために、大きな私鉄を次々に買収したもので、これを受けて誕生した新たな鉄道の監督官庁である鉄道院では、多くの私鉄が独自に調達した車両や、明治4年の工部省鉄道局の開設以来、それまで無秩序に増備をしていた車両たちを、管理の一元化をはかる観点から整理することを迫られた。これが1908年に開設された鉄道院である。 鉄道院では客車の整理を進めたが、膨大な量の車両数に管理が追い付かず、特に小型の二軸車が多くあり、運用に支障をきたしていたため、早期にボギー客車に置き換える必要性に迫られた。以上の観点から設計を統一し部品を共通化した車両を大量に増備したが、これが17mの大型車体を備えたホハ6810(後のホハ12000)のグループである。これらは規格型客車と呼ばれ、それまでの「規格」に依らない買収私鉄の車両や規格型客車以前の車両を指して雑型客車と呼んだ。規格型客車は大量に作られたため、それまでの車両を猛烈な勢いで淘汰し、このあおりを受けて大量の雑型客車が、国に買収されなかった中小私鉄に流れることになった。 こののち、規格型客車としては車体の大型化が進められ、ホハ12000から車体幅が拡幅されたナハ22000のグループ、20m車となり3軸台車を装備するスハ28400のグループへと進化していった。 第二次世界大戦後、車両の荒廃はすさまじいもにがあったが、特に木造客車の酷使による老朽化ははなはだしく、早期に置き換えが必要とされた。このため、台車と台枠、調度品などを流用して鉄製の車体に置き換える60系グループの鋼体化改造車が国鉄に誕生したが、一部の木造客車は私鉄へと譲渡されたものもあった。 本稿ではこれらの経緯によって生まれた木造ボギー客車についてまとめるもので、国鉄から譲渡された車両は例外なく掲載していく予定である。 インデックス 北海道///東北///関東/// 中部///北陸///関西///中国///四国///九州 ※リンクの貼られていない地域は現在執筆中です。 ※鉄道作業局→鉄道院→鉄道省→国鉄の変遷は、車歴の中に積極的に記入していません。記述がない場合はこれら国鉄系の組織であると考えてください。 ※リストはこちらで把握しているもののみなので、抜けや誤りがある場合が多分にあります。その際はTwitterなどで教えていただければ幸いです。 ※なお、満州や朝鮮、台湾に車両が渡った記録もありますが、追えないため記述の予定はありません。 ※参考文献・サイト 湯口徹著 私鉄紀行 各号 プレスアイゼンバーン 鉄道ピクトリアルアーカイブス 私鉄車両めぐり 各号 電気車研究会 写真で見る客車の90年 日本の客車 電気車研究会 RM LIBRARY 各号 ネコ・パブリッシング DRFC-OB デジタル青信号(https://drfc-ob.com/) 野川さん(@noga_den)、kteraさん(@ktera1123)に情報提供いただきました。ありがとうございます。 |
■北海道 |
羽幌炭鉱鉄道 ・オハフ19108 スイロネ28443→スイロネ17263→スハニ19108→オハフ19108 留萌鉄道 ・ホハニ201 日本鉄道いろ61→鉄道院イネロ5050→ホロネロ5080→ホロネロ250→ホロへ6580→ホハ2213→留萌鉄道ホハニ201 ・ホハフ2854 日本鉄道は387→鉄道院ホハフ7546→ホハフ2854→留萌鉄道ホハフ2854 ※上記2両は明治村での展示を目指して名鉄大江駅に搬入されたが、昭和54年ごろに解体され、台車のみが明治村に展示されている。 天塩炭礦鉄道 ・ナハ101 ホハ12000形→夕張鉄道?→天塩炭鉱鉄道ナハ101 ※正式な車籍はジハニ6058(工藤式蒸気動車)キハニ6453→夕張鉄道キハニ1→天塩鉄道ナハ101で、夕張鉄道時代にすでに車両の振り替えが行われていたようだ。 ・ナハ102, 103 ナハフ14389, 14390→天塩炭礦鉄道ナハ102, 103 ・ナハ104 ホハフ7570形→ナハフ14100形→ナル17633→天塩炭鉱鉄道ナハ104(1957年旭鉄工機で鋼体化改造) 釧路臨港鉄道 ・コハ1 北海道炭鉱鉄道さ22→鉄道省フコハ7939→釧路臨港鉄道コハ1 ・コハ2 北海道炭鉱鉄道さ54→鉄道省フコハ7955→釧路臨港鉄道コハ2 雄別鉄道 ・コハ1 長州鉄道ホロハ1→国鉄コロハ5735→芸備鉄道コロ1→国鉄コロ1→雄別鉄道コハ1→1941年に車体改造 ・ナハ11 ナハ35225→23670→雄別鉄道ナハ11 ・ナハ14 日本鉄道いろ63→国鉄イネロ5052→ホロネロ5082→ホロネロ252→ホハフ2631→雄別鉄道ナハ14(1953年に運輸工業で鋼体化) ・ナハ15 オロシ9217→17756→スハニ19115→ハニ19115→夕張鉄道ナハ15(1955年に運輸工業で鋼体化) ・ナハ16 ホユフ8751→ナユフ8574→ナユ16008→ナユニ16465→夕張鉄道ナハ16(1956年に運輸工業で車体改造) ・ナハ17 ナハニ8488→ナハニ15726→夕張鉄道ナハ17(1956年に釧路製作所で車体改造) ・ナハ18 ナユニ8757→ナユニ16269→ナエ17174→夕張鉄道ナハ18(後年改造) ・ナハ19 ナシ20802→10372→オニ16638→ナハ12738→ナヤ16937→ナル17647→ナハ19(後年改造) 北炭真野地炭鉱専用線 ・コハフ1 前歴は夕張鉄道コハ1の項を参照。1960年に車体改造 ・ホハ1 ホハ2210→北炭真野地ホハ1(1956年に車体改造) 美唄鉄道 ・スハニ6 オロシ9216→オロシ17555→スハニ19114→美唄鉄道スハフ6→スハニ6(鉄道協和工業《函館市》で鋼体化)→三菱大夕張鉄道スハニ6(1967年移籍)→1987年廃車 ※南大夕張駅跡で保存中 ・オハフ8 オイ4もしくは6→オイ9250もしくは9252→ナイロフ9295もしくはナイロフ9296→ナイロフ7880もしくは7881→オハニ9164もしくは9165(うち9165のみ→オハフ8851→ナヤ9895→ナヤ9835)→オハ8519?(戦時中に振り替えられたと思われる)→美唄鉄道オハ8→オハフ8(鋼体化) ※車籍上ではオイ9→オイ9232→ナロハ9417→オロハ8232→オハ8519→オハ8 ・ナハ10 ナハフ14200→ナハ10(運輸工業で鋼体化) ・オハフ11 ナロ20700〜20756のうちいずれか?→オル27701→オハフ11(運輸工業で鋼体化) ※このほか美唄鉄道の木造ボギー客車としてはナハ4・ナハ5がいるが、羽後鉄道で長物車として使用されていた戦災客車を、三真工業(秋田県)で上周りを新製したもの。 北海道拓殖鉄道 ※譲渡車両の範疇からは離れるが、ホロハ1, 2は1928年製(!)の鉄道員基本型客車に準じた設計(!!)の車両。のち、ホロハ1は1946年に事故で大破、1951年に泰和車両で半鋼製車体に載せ替えナハ501に、ホロハ2はホハ502となったのち、1963年に台枠をキハ301に譲って消滅。 三菱芦別専用鉄道 ・ホハ3 前歴は三菱大夕張鉄道ホハ2の項を参照。 ※このほか、由来不詳の木製客車の台枠・台車と電車型の半鋼製車体を組み合わせたホハ1・2(1950年鉄道協和工業製)がある。 定山渓鉄道 コロ1 北海道炭礦鉄道い1→鉄道省フコイ5130→フコロ5670→定山渓鉄道コロ1(1962年廃車) ※北海道鉄道記念館で保存中。鉄道記念物。 夕張鉄道 ・コトク1 北海道炭礦鉄道い2→鉄道院フコイ5131→フコロ5671→夕張鉄道フコロ6→コロ6→コトク1(1957年廃車) ・コハ1 北海道炭礦鉄道に7→鉄道院フコロ5669→フコロハ5760→夕張鉄道フコロハ1→コハ1→1938年から角田炭砿専用鉄道に貸出→1940年貸出、1941年譲渡で夕張砿専用鉄道に移動→北炭真野地専用鉄道に譲渡 ・コハ2 北海道炭礦鉄道にさ71→鉄道院フコロハ5980→フコロハ5981→夕張鉄道フコロハ2→コハ2→1938年から角田炭砿専用鉄道に貸出→夕張鉄道に戻り1949年廃車 ・コハ10 北海道炭礦鉄道さ63→鉄道院フコハ7970→夕張鉄道フコハ10→コハ10 ・コハ11 北海道炭礦鉄道さ69→鉄道院フコハ7976→夕張鉄道フコハ11→コハ11 ・コハ12 北海道炭礦鉄道さ58→フコハ7959→夕張鉄道フコハ12→コハ12→1934年から角田炭砿専用鉄道に貸出(1938年廃車) ・ナハ52 ナハフ24507→夕張鉄道ナハ52 ・ナハ53 ナハ23879→夕張鉄道ナハ53 ・ホハフ10 日本鉄道いろ62→イネロ5051→ロネロ5081→ホロネロ251→ホハフ2630→夕張鉄道ホハフ10→1957年に廃車され台枠台車はヤ10になった。 ※このほか自社発注のナハ50,51(鉄道省ナハ12500の準同型)がいる。 三菱大夕張鉄道 ・ホハ1, 2 フホハ7900, 7901→ホハフ7900, 7901→ホハユニ18330, 18331→ホハユニ3850・3851→三菱大夕張鉄道ホハ1, 2(1950年に旭川同志社でニセスチール化)→1958年にホハ2のみ三菱芦別に移る ・ナハ2 前歴の番号は不詳だが国鉄車ではあるらしい→1953年に井手組で半鋼車体に更新 ・ナハ3, 4 ホロ5549〜ホロ5554のいずれか→格下げ改造→ナル17612, 17613→三菱大夕張鉄道ナハ3・4(泰和車両で特別室つきに改造) ・オハ1 鉄道作業局オネ7→荷物車化→オハフ8857→三菱大夕張鉄道オハ1(1952年に北海陸運工業で鋼体化) ※南大夕張駅跡で保存中 ・オハ2 北海道鉄道ハ18→国鉄ホハ2401→三菱大夕張鉄道オハ2(1954年に北海陸運工業で鋼体化) ※オハ1とオハ2は同形式で同型だが、種車の形状は全く異なる。 ・ナハ5 ナハニ15560→ナル17702→三菱大夕張鉄道ナハ5(泰和車両で鋼体化) ・スハニ6 オロシ9216→オロシ17555→スハニ19114→美唄鉄道スハフ6→スハニ6(鉄道協和工業《函館市》で鋼体化)→三菱大夕張鉄道スハニ6(1967年移籍)→1987年廃車 ※南大夕張駅跡で保存中 三井芦別鉄道 ・ホハ10 飯山鉄道フホハ2(鉄道員基本型客車に準拠)→三井芦別鉄道ホハ10→1957年に自社工場で鋼体化 ・ナハ1 鉄道作業局フボ23→ホニ8854→ナニ6254→ナユニ5363→三井芦別鉄道ナハ1→1955年に長物車リ10に改造 ・ナハフ1 ナハフ14405→三井芦別鉄道ナハフ1→三井奈井江専用鉄道ナハフ6(1958年) ・スハ1 スイネ17203→マユニ29003→三井芦別鉄道スハ1→三井奈井江専用鉄道ナハフ8(1958年) ・スハ2 スロネフ17553〜17561のいずれか?→スハフ18903〜18911のいずれか?→オル19957→三井芦別鉄道スハ2→三井奈井江専用鉄道ナハフ7(1958年) 寿都鉄道 ・オハ8518 オイ5→オイ9251→ナイロフ9296→ナイロフ7882→オハニ9166→オハ8518?(戦時中に振り替えられたと思われる)→寿都鉄道オハ8518 ※車籍上ではオイ8→オイ9231→ナロハ9416→オロハ8231→オハ8518 三井奈井江専用鉄道 ・ホハフ1 日本鉄道は391→ホハフ7550→ホハフ2858→三井奈井江専用鉄道ホハフ1 ・ホハフ2 日本鉄道いろ65→イネロ5054→ホロネロ5084→ホロネロ253→ホハフ2632→三井奈井江専用鉄道ホハフ2 ・ナハフ3 鉄道作業局シ12→ナワシ9160→ホワシ9160→ホシ7700→オニ9608→三井奈井江専用鉄道ナハフ3 ・ナハフ4 ナハニ15551→三井奈井江専用鉄道ナハフ4 ・ナハフ5 ホハ6982→ホハ12119→ナヤ16918→ナル17620→三井奈井江専用鉄道ナハフ5 ・ナハフ1・スハ1・スハ2 三井芦別鉄道の項を参照。 ※このほか車籍上のつながりはないが、旭川電気軌道12, 14, 16(元名古屋鉄道デシ501, 507, 508)のうち2両の台枠を繋ぎ合わせ(車籍上は16が改造されたことになっている)、60系客車の種車となって車体部分を廃棄したナハ10084(鉄道院基本型客車に連なる優等車の格下げ改造車のようだが詳細は不明)の車体部分を無理やり乗せて付随客車としたものがある。改造は1949年(老朽化により改造となっているが、どうやら車庫火災の被災車であるらしい)で、廃車は1955年。 |
■ 東北 |
津軽鉄道 ・ホハ12001 ホハ12068→津軽ホハ12001 ・ホハ12002 ホハ12074→津軽ホハ12002 ・ナハフ14101 ナハフ14355→津軽ナハフ14101 ・ナハフ14102 ナハフ14103→弘南鉄道サハフ301→津軽ナハフ140102 弘南鉄道 ・サハフ301 津軽鉄道ナハフ14102の項を参照 ・クハ1161・1162 西武鉄道クハ1111・1112の項を参照。 南部鉄道 ・ハフ1401 ナハフ13539→南部ハフ1401 小坂鉄道 ・ホハフ50 山陽鉄道1946→鉄道院ホハフ9665→国鉄ホハフ8801→片上鉄道ホハフ302(水野造船で鋼体化)→小坂ホハフ50(1963年廃車) ※片上鉄道時代にホハフ301(後述)とホハフ302の間で車籍振替が行われた可能性が指摘されている。 ・ホハ51, 52 国鉄ホハフ10000?, 12243→片上鉄道ホハ51, 52(ホハ52は1963年廃車)→小坂ホハ51, 52 松尾鉱業鉄道 ・ホハフ6 日本鉄道ろは20→鉄道院ホロハ5742→ホロハフ5709→ホロハフ1902→ホハフ2612→松尾ホハフ6 ・ホハフ8 ナハフ14381→松尾ホハフ8 ・ナハフ11 ナハフ14386→松尾ナハフ11(1953年国鉄盛岡工場で鋼体化) ※なおスハフ7はスハ32671の譲渡車で、スハ32系列唯一の譲渡車として有名。オハフ9はスニ30の改造車という説がある。オハフ10はスロハ32の譲渡車であるらしい。 羽後交通横荘線 ・ホハニ1 ナハフ14402→羽後ホハニ1 ・ホハニ4 ナハフ14105→羽後ホハフ1→ホハニ4 羽後交通雄勝線 ・ホハフ2 ナハフ14106→羽後ホハフ2 ・ホハニ2 ナハフ14404→羽後ホハフ4→ホハニ2 山形交通高畠線(尾花沢線) ・ホハフ3 ホハ12072→山交尾花沢ホハ3→1958年?高畠線に移動→1968年廃車 |
■ 関東 |
関東鉄道常総線 ・コハブ601 長州鉄道ホロハ3→鉄道省ホハ5737→芸備鉄道コハ2→常総コハブ601 ※長州鉄道→芸備鉄道経由としてはコハブ602もあるが、こちらは鉄道省に譲渡されていないため略。 ※関東鉄道にはナハ12500系統の車体を持つ準同型車である、自社発注車のホロハ401, ホハブ501, 502がいる。 ※このほか関東鉄道では、系列の筑波鉄道も含めて多様な電車型客車や元蒸気動車など珍妙な木造ボギー車を多数保有していたが、純粋な木造ボギー客車ではないため省略する。 東武鉄道 ・コハフ501 コハ6506→総武鉄道チキ1(長物車)→コハフ501(昭和17年に台枠台車利用で日本鉄道自動車で新製扱い) →クハ200→昭和29年廃車だが、西新井工場の詰所になった。 ・コハフ502 コハ6507→総武鉄道チキ2(長物車)→コハフ502(昭和17年に台枠台車利用で日本鉄道自動車で新製扱い) →昭和20年に事故廃車 ※これらと同時に譲渡されたコハ6504は使用されなかったが、上回りが昭和30年代まで柏駅で倉庫になっていた。 ・ホニ5912 ・ホニ5914 ・ナニ6050 ・ナニ6051 ・オニ9756 いずれも戦時中に国鉄から入手した車両で、いずれも戦後の混乱が落ち着いた昭和26年に廃車(ナニ6051のみ戦災で先に廃車となり、名義上クハ435の種車になった)された。現車はしばらくの間、各工場で詰所になっていたらしい。 西武鉄道 ・クハ1111 鉄道院ホハフ2857→西武鉄道クハ1111(台枠・台車・床下機器流用を流用し、国鉄釧路工場で上回りを新製) →クハ1160→弘南鉄道クハ1160 ・クハ1112 鉄道院ホハ2452→西武鉄道クハ1112(台枠・台車・床下機器流用を流用し、国鉄釧路工場で上回りを新製) →クハ1161→弘南鉄道クハ1161 武蔵野鉄道(→西武鉄道) ・サハ121 鉄道局ホユニ5064→武蔵野鉄道サハ121(台枠・台車・床下機器流用を流用し、国鉄釧路工場で上回りを新製)→西武鉄道クハ1209→大井川鉄道クハ31(1956年鋼体化)→クハ501 ・サハ122 鉄道局ホユニ5067→武蔵野鉄道サハ122(台枠・台車・床下機器流用を流用し、国鉄釧路工場で上回りを新製)→西武鉄道クハ1210→岳南鉄道クハ1210 南武鉄道 ・サハ215 山陽鉄道ホハ8402→南部鉄道サハ215(鉄道省盛岡工場で台枠・台車利用で上周りを新製)→国鉄ナハ2320 ・ハ216 鉄道省ナハニ14135→南部鉄道ハ216(鉄道省旭川工場で台枠・台車利用で上周りを新製)→国鉄ナハ2321 ・サハ301 鉄道省ホハ2424→南部鉄道サハ301(鉄道省釧路工場で台枠・台車利用で上周りを新製)→国鉄ナハ2322→ナヤ6595→ナル2753 小湊鉄道 ※国鉄経由ではないが、成田鉄道由来の国鉄風木造ボギー客車ホハ2, 12がいる。 ※このほか、流山鉄道で1948年に国鉄ナハ23813の短期借用記録がある。 |
■ 中部 |
岳南鉄道 ・クハ31(クハ501) 武蔵野鉄道サハ121の項を参照。 大井川鉄道 クハ1210 武蔵野鉄道サハ122の項を参照。 |
■ 北陸 |
北陸鉄道 ・サハ611, 612 能登鉄道ホハ1, 2(1925年新製)→北陸鉄道能登線ホハ1201, 1202→石川線サハ611, 612→サハ2001, 2002(この時点で台枠のみ)→クハ1711, 1712→クハ1211, 1212 ※サハ2001は下記サハ651が改造されたことに車籍上ではなっており、そう紹介している文献もある。 ※能登鉄道ホハ1, 2は台車と台枠の形状からして1911年もしくは1912年の製造と目され、どうやら国鉄で廃車になったホハ12000形式を恐らく1955年以降に購入し、車籍を既存の車両と振り替えたらしい。 ・サハ651 ホハ12000→北陸鉄道能登線ホハ3001(注;能登線3001は車籍上では芸備鉄道キハ1→国鉄キハ40308→石川線サハ801→能登線コハフ3001だが、どうやら無認可車と振替があった?)→石川線サハ651(おそらくここまでは無認可車)→1955年に台枠台車流用でサハ2001を作る際にサハ611を解体したが、ここでサハ651をサハ611として振替(ここでの振替が上記の誤解を生む?)→サハ611として1965年廃車 ※北陸鉄道の3両のホハ12000は、金沢鉄管の廃車が1951年度ホハ12047, 48, 56, 12181、1952年度12049〜51, 53なので、このうち3両か。 ※以上記したが、すべて推定である。今後の研究が待たれる。 |
■ 関西 |
江若鉄道 ・ホハ101, 102, 103 関西鉄道346, 347, 348→鉄道院ホハ6698, ホハ6699, ホハ6700→鉄道省ホハ2258, 2259, 2260→ 江若鉄道ホハ101, 102, 103→オハ1960, ナハ(のちにオハに改番)1959, ナハ(のちにオハに改番)1968(鋼体化) ・ホハ104 関西鉄道223→鉄道院ホハ6692→鉄道省ホハ2252→芸備鉄道ホハ2→江若鉄道ホハ104→ナハ(のちにオハに改番)1957(鋼体化) ※木製ボギー車の範疇には入らないが、江若鉄道ではこのほか国鉄から元オロ31のオハ27を3両譲り受けている。 |
■ 中国 |
片上鉄道 ・ホハフ301 山陽鉄道2625→鉄道院ホロハ9400→ホロハ8200→国鉄オハ8513→片上鉄道ホハフ301 ・ホハフ302 小坂鉄道の項を参照。 ※ホハフ301と302は車籍を振り替えた可能性が指摘されている。 ※このほかホハフ2003〜2005も木造車(ホハ22000)の台枠・台車流用車だが、書類上はナニワ工機の新製扱い。 ※木造ではないが、倉敷市営鉄道(→水島臨海鉄道)にオハ31系列の譲渡あり。 |
■ 四国 |
土佐電鉄安芸線 ・ホハフ1000 国鉄ホハ12181→土佐交通ホハフ1000 ・ホハニ1101 国鉄ホハニ4083→土佐交通ホハニ1101 ※ほかに木造ボギー車としてはホハフ1200(飯山鉄道フホハ1)がある。 ※木造ではないが、高松琴平電鉄にオハ31の譲渡例があり、950, 960の改造種車になった。 |
■ 九州 |
島原鉄道 ・トク24 北海道炭鉱汽船いに6→鉄道院フイコロ5124→島原ホロ24→ホロハ24→トク24 ※北海道炭鉱汽船の車両が道外に出たのはこの車が唯一か? ・ホハニ2722 九州鉄道ハブ12→フホハ7891→ホハフ7841→国鉄ホハフ2710→筑前参宮鉄道ホハ75→西日本鉄道ホハフ5→国鉄ホハフ2722→島原ホハニ2722 ・ホハニ3101 九州鉄道ハブ15→鉄道院フホハ7896→ホハフ7846→ホハユフ8161→国鉄ホハユ3101→島原ホハユ3101→ホハニ3101 ・ホユニ3311 九州鉄道ハブ23→鉄道院フホハ7902→ホハフ7852→ホハフ8125→国鉄ホハユ3311→島原ホハユ3311→ホユニ3311 ・ホハニ3751 鉄道作業局ニボ39→鉄道院ホイロ5201→ホロハ5201→コロ5481→ホハユニ18251→ホハユニ3751→島原ホハニ3751 ・ナユニ5660 関西鉄道477→鉄道院ホイロ5290→コロ5290→ナユニ8739→国鉄ナユニ5660→島原ナユニ5660 ・ホハ12061 鉄道院ホハ6881→ホハ12061→島原ホハ12061 ・ホハ12187 鉄道院ホハ6962→ホハ12187→島原ホハ12187 ・ホハ12188 鉄道院ホハ6963→ホハ12188→島原ホハ12188 ・ナハニ14118 鉄道院ホハフ7602→ナハフ14118→島原ナハフ14118→ナハニ14118 ※このほか岡部鉄工所や日本車両製の自社発注車、温泉鉄道(島原鉄道愛野駅から出ていた私鉄)や口之津鉄道(島原鉄道船津〜加津佐を開業させた私鉄)から譲渡の木造ボギー車も多数あったが、国鉄を経ていないため略。 南薩鉄道(鹿児島交通) ・ナハフ80 鉄道作業局オユブ8→オユブ9921→スニ9951→スニ9757→南薩ナハフ80 ・スハフ100 国鉄マヤ19991?→南薩スハフ100 ※本車の前歴は公式にはマニ19704だが、この車両は丸屋根車であり、二重屋根だったスハフ100の前歴としては齟齬があり、どこかで車籍が振り返られたらしい。 ※このほか日本車両製の自社発注車や鹿本鉄道(山鹿温泉鉄道の前身)からの譲渡車(岡部鉄工所製)、鳳来寺鉄道からの譲渡車(日本車両製)があるが、国鉄を経ていないため略。 ※ホハフ2717(←小倉鉄道ホハフ40←九州鉄道、と書いたが、どうやらこれも車籍の振り替えがあり、別の車両であるらしい)、ナハニ15681も国鉄から譲渡されたが、使用不能で加世田駅構内で詰め所代わりに使われていた。 大分交通耶馬渓線 ・ホハ1 九州鉄道ハ30→鉄道院ホハ6789→ホハ2356→大分ホハ1 ・ホハ2 関西鉄道916→鉄道院ホハ6673→コハ2002→ホロハ2→コハ2→大分ホハ2 ・ホハフ3 関西鉄道917→鉄道院ホハ6674→コハ2003→ホロハ3→コハ3→大分ホハ3→ホハフ3 ・ホハ4 関西鉄道941→鉄道院ホハ6678→コハ2004→ホロハ4→コハ4→大分ホハ4 ・ホハフ5 関西鉄道942→鉄道院ホハ6672→コハ2001→ホロハ1→コハ5→大分ホハ5→ホハフ5 |
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